夏越祭
来る7月30日(水)夏越祭が行われます。ジメジメした梅雨から一転、厳しい暑さとなる夏を元気に越せるように、そして年の後半の家内安全、無病息災をお祈りします。境内に茅で作った大きな輪を設えます。これをくぐると厄災や疫病等から逃れることができると伝わります。また、人形(ひとがた・写真参照)に厄災を移してお持ちいただきます。神社でお預かりし、お祓いをして焼納します。ちなみに、茅の輪は29日(水)に設置予定です。
人形(左写真)は拝殿正面に置いております。ご自由にお取りください。
写真は上段左から「茅の輪の清め」「輪くぐり神事」「露天の並んだ当日の風景です」
神事の時間は以下のとおりです。
7月30日(木)夏 越 祭 午後6時30分
輪くぐり神事 午後7時頃
茅の輪は8月9日(日)まであります。お参りください。
15.07.02
祭事に関するお知らせ
嚴島神社お島廻り式を納めていただきました
去る5月20日に嚴島神社の御島廻式(おしまめぐりしき)【御烏喰式(おとぐいしき】を納めさせていただきました。当社では過去に2度ほど行っております。今回は総勢40名(過去の経験者6名含)にて参列しました。
この行事は、宮島の周囲7つの浦々に祭られている神社を、船に乗って右回りに巡拝します。嚴島神社の御祭神が鎮座の場所を探して、烏(からす)の先導で浦々を巡幸されたことにちなむ行事です。御師船(おしぶね、嚴島神社の神職さんが乗っています)に従って我々の船も進みます。中でも重要かつ不思議な儀式は、養父崎神社(やぶさきじんじゃ)で行われる「御烏喰式(おとぐいしき)」です。養父崎神社の沖に、粢(団子を乗せる筏状のもの、下写真左)に団子(米の粉を海水で練ったもの)を供えます。すると養父崎神社に住んでいる神烏(ごがらす)が出てきて、団子をくわえて持ち帰ります。この儀式に参加された人には幸運が授かるといわれます。
当日は幸運にも6つの団子を全て持ち帰られました。
私共の船に嚴島神社の神職さんも乗っていただき、この神事の話や各神社や奇岩の由緒を聞きながら島を巡りました。参加されたある方は「身近にある嚴島神社だけど、こんな神事があるとは知らなかった。また、機会があれば参列したい」と話しておられました。機会があれば、また、企画したいと思います。
養父崎神社について
ご祭神は神烏。神烏は先祖代々ここで子烏を育て、秋になると対岸の大頭神社(おおがしらじんじゃ、大野鎮座)で親子のお別れ式をして親は紀伊熊野に、子供は宮島に残り翌年同じように子育てをすると伝えられます。
上段写真は左から 当日のチャーター船、上陸風景、団子を取りに現れた神烏、です。私のカメラではこの程度しかとれませんでした。
下段写真は左が団子を乗せる「粢(しとぎ」、左が集合写真です。
15.05.23
多家神社からのお知らせ
春季例大祭
去る4月5日に春季例大祭が行われました。
御祭神・神武天皇の建国の偉業を讃えるため、又、今年も変わらぬ自然のいとなみによって秋には豊かな実りがあるようお祈りする祭です。かつては神武天皇が崩御された日、4月3日に行われていました。現在は4月第1日曜日に行われています。
神社の境内では少年剣道大会、山田十二神祇、舞踊等が奉納され、県重要文化財の神與が一般公開されました。
奉納少年剣道大会の模様と入賞者の皆さんです。来年はさらに成長された姿を神様に披露してください。お待ちしております。以下は入賞した剣士のお名前です。()内は所属団体
小学1・2年生の部
優勝 船本大雅(府中南) 2位 藤井深優(府中中央) 3位 岡田悠生(府中南)杉井夏穂(府中南)
小学3年生の部
優勝 畑中心寧(士道館) 2位 佐多ほのか(府中中央) 3位 小松海斗(府中中央)
小学4年生の部
優勝 村上輝多(士道館) 2位 福川菜央(府中中央) 3位 浜崎 瑛(安芸府中)
小学5年生の部
優勝 藤井京太(府中中央) 2位 佐藤佑亮(府中南) 3位 瀧口雅月(府中中央)山口拓洋(府中南)
小学6年生の部
優勝 畑中美海(士道館) 2位 吉川小百合(安芸府中) 3位 松下桜子(府中中央)礒部夢叶(府中中央)
中学1年生の部
優勝 豊嶋琉生(府中南) 2位 山口一滉(府中南) 3位 溝下藍花(府中南)
中学2年生の部
優勝 村上優多(士道館) 2位 金子紗奈(府中中) 3位 礒部瑞己(府中中央)
中学3年生の部
優勝 本松新史(府中中央) 2位 横山 睦(府中南) 3位 岸保伶於(府中中央)安原奈緒(安芸府中)
神楽殿で行われた舞踊と奉納神楽(山田十二神祇)です。
舞踊は舞の合間に餅捲きも行われて観賞された方々に縁起のいい餅が振る舞われました。
十二神祇は子供さんが稽古の成果を納めてくださいました。また、舞の合間に菓子捲きもありました。
15.04.15
祭事に関するお知らせ