宝蔵(広島県重要文化財)の保存修理工事が行われます

今月から宝蔵(ほうぞう)の修理工事が行われます。工事の目的は主に屋根の檜皮(ひわだ)の葺き替えです。前回の修理が平成5年、23年ぶりに屋根の檜の皮が葺き替えられます。宝蔵は広島県の重要文化財の指定を受けています。校倉造(あぜくらづくり)という建築様式で、代表的なものは奈良の正倉院宝庫です。太い材木を四方に組み上げて壁とする建築方法です。校倉造は全国的にも数少ないものですが、当神社の宝蔵はその中でも組み上げる材木の形状が他に類がなく、唯一の形状とされています。また、もともとは広島城にあった建物であって、今となっては現存する数少ない広島城の建築物としても貴重なものとなっています。
竣工は12月上旬の予定です。工事期間中は全体に覆いが掛けられるため、拝観が難しい時期があると思われます。ご迷惑ご不便をおかけしますがご了承お願いいたします。

16.07.11 お知らせ一覧

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